水戸プラザホテル


★意外な穴場的ホテルです。

◆ツイン
【プラン】くつろぎのプラン朝食付(一休)
【料金】15,750円(税・サ込)
【日時】2004年6月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○

 

 このホテルをどうやって知ったのか記憶はありません。誰かの宿泊記を見て、ホテルのホームページにアクセスした?あるいは、富田昭次氏の著作だったかもしれません。
 北関東の歴史ある県庁所在地「水戸」、街自体も好きで何度か訪れていました。それまでは、駅すぐそばの、ハイビジネスホテルでした。それが、このホテルを知り、洗い場付のシャワーブースを持つ広いバスルームに興味を持ったことあり、止まることを決めました。

 
 このホテルの特徴は、交通不便なところにあることです。(笑)あくまでも電車利用の場合ですが。バイパス沿いにあるので車で行けば全く違う印象かもしれません。
 水戸駅のメインと反対側のバスターミナルよりシャトルバスが発着します。但し、基本的に1時間に1本で、時間帯により2本になるという感じです。当初はバスのつもりがちょうど逃してしまい、タクシーにしました。距離がどのくらいか全く見当がつかなかったのですが、1,000円以内で納まるだろうと勝手に思っていました。
 タクシーの運転手のおじさんが「今日は会議ですか?」と話しかけてきます。平日の男の独りだから当然仕事だと思ったのでしょう。「いえ…」。「泊まるだけですか?」ちょっと不審そうでした。それよりも、全くホテルに近づかないのが不安でした。2,020円ほどかかりました。

 ホテルのホームページからのイメージは、森の中にホテルの建物があるというものでした。確かに、前庭の雰囲気は素晴らしいです。しかし、バイパス沿いの大型のロードサイトショップ、及び水戸郊外の新興住宅地のど真ん中にあるというのが実情でした。ちょっとびっくりです。
 
 

 ヴューはアトリウムに向いていました。初めは勘違いして外の眺めが良くないので全室内向きかと思いました。実際は1フロアのうち5?4?室のみです。パティオがカフェになっておりその様子が見えます。別に良いのですが、天気が分からないのが困りました(雨がちな天気だったので)。あと、BGMというか効果音みたいのがずっと続いていました。建物自体5階建てで、そのうち客室は3階から5階にあります。低いし,周りは郊外の住宅街のため眺めは期待できません。

 部屋についてはいい意味でびっくりしました。広さといい、インテリアといい、これでこの値段といった感じです。シャワーブース付のバスルームにバスローブも常備、40u超の部屋、東京だったら安くても2万円台後半(シングルユースで)か3万円台はすると思います。

  宿泊者だけが利用できるリラクゼーションラウンジがあります。アトリウムに向いていて部屋から見えました。試しにいってみます。夕方は17:00〜?18:00から2時間か3時間営業しているようです。6人がけソファーテーブルが2卓、2人がけテ−ブルが3卓、大型TVの前に5〜6人がけのソファーテーブルがありました。。客は独りの人と4人グループのみでありました。
 アルコールは缶ビールかグラスワインのみで無料は1杯のみです。私は白ワインにしました。あとはコーヒー、ジュース等のソフトドリンクがあります。ラウンジにホテル専門誌のバックナンバーが置いており読んでみるとこのホテルが載っていました。元々は川沿いにあり、堤防工事?のためにこちらに移転してきたとのことです。どうせ移転するなら、今まで全く違ったコンセプトの元、ホテルをつくることになったとのこと。
 朝も営業しており、8:00〜10:00くらいだったと思います。もちろん、コーヒー、ソフトドリンクのみです。

 夕食は水戸駅周辺に出かけるつもりでした。しかし、面倒になり、ルームサービスにしました。メニューが1枚ぺらでした。はっきりいって貧弱でした。ハンバーグステーキにしようとрオます。しかし、出ません。ちょっと時間の置いてもう一度、なおかつ長めのコールをします。出ない?もう2回くらい繰り返しました。腹も減っていらいらした事もありフロントに電話します。すぐ出ました。事情を話したら、フロントから連絡するとのこと。料理自体はそんなに待たずに来ました。ウェイターが茨城弁丸出しの朴訥とした18、9才の男の子でした。
 メニューの貧弱さといい、この対応といいコメントカードに記入しようかと思いましたがやめておきました。
(※同年秋、再泊したところ、ルームサービスが廃止になっていました。)

 朝食はたしか「ローズ」というレストランへ。バイキングではなく和食か洋食(アメリカンBF)のセットメニューでした。
びっくりしたのは客層で5〜60代の男性がほとんどでした。どうも同窓会らしかったです。このホテルが新しく開拓しようとしている女性客、カップルは平日泊もあってあまり見かけませんでした。女性を意識したインテリアの客室にあの親父軍団は合わないよなー、移転前の元からの利用客みたいです。研修・会議のできる施設もあり平日は男性利用が多いのかも。逆に土日になるともともと結婚式場運営がメインの会社なので、その方面の客で混雑するようです。

ベッド周りです。デュペがマットレスをくるんでいます。幅はほとんどシングルに近かったです。
通常は窓際等にあるソファーがベッドの手前(TVの前)にあります。窓と窓の間に三面鏡があります。
三面鏡です。縦長の白い部分がライトになっています。
デスクとTVが入っているアーモアです。
扉を開けた状態です。右に荷物台があります。TVは27,8型くらいでした。
通常の地上波にペイTVが1000円です。スポーツi、CNSムービー、レインボーチャンネルです。
ミニバーです。日本茶碗にティーカップです。煎茶、紅茶、ローズティーのお茶セットです。
グラスも凝っています。
冷蔵庫です。レギュラー缶ビールが367円、冷酒が525円、珍しく瓶カクテルがあり(ソルティドッグ、モスコミュール等)があり367円でした。ミニチュアボトルがジムビーン、ロバートブラウン、バランタイン、リザーブでした。値段のメモは忘れました。ソフトドリンクが210円、ミネラルウオーターが157円でした。
 きわめて良心的な値段です。
クローゼットです。バスローブが収納されています。
パウダールームです。ダブルシンクでした。
アメニティはエフティ資生堂製でシャンプー、リンス、ボディソープ、バブルバス(バスジェル)、洗顔用固形石鹸がありました。
ガラスで仕切られた洗い場付バスルームです。タオルはハンド2、フェイス2、バス2、ビューティタオル?ザラザラしたウォッシュタオル2、バスマット1でした。
バスタブが洗い場付の割には浅く、幅も狭い感じがします。
シャワーは固定式と可動式の2種がありました。
トイレです。ガラスで仕切られていました。
トイレ側からバスルームを撮影しました。
ベッドボードの裏にライトがあり、こんな感じになります。光量不足の写真でした。

 □ものすごくコストパフォーマンスの高いホテルでお勧めです。特に首都圏在住の方ならちょっとした旅行気分とホテルステイの両方が味わえます。ただ、周りにはなにもありません。食事等はホテルでする必要はあります。あと、プール・スパ等はなかったと記憶しています。ジャクージ付の部屋はあるのですが。

 

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